時期ネタ

男性社会のイメージが強い運送業でも、女性トラックドライバー「トラガール」が活躍してます!

トラック運転手という職業の多くは男性を占めており、女性のトラック運転手は少ないというのが世間の一般的なイメージでしょう。

しかし近年では女性の社会進出も進み、トラック運転手として活躍する女性は増加傾向にあります。
女性の方でもトラック運転手として活躍したい!という方がいらっしゃることかと思います。
そこで今回は、女性でもトラック運転手になれるのか、男性トラック運転手との違いについてご紹介します。

女性と男性の労働環境の違い

会社や状況によって異なる点もあるとはいえ、女性と男性の間には様々な違いが存在します。ここでは、男女間の平均年収の違いや労働時間、求人応募時の採用確率の違いについて見ていきたいと思います。

年収

まずは年収の差について見ていきましょう。男性トラック運転手の平均年収はおよそ435万円程度といわれており、会社によっては700万円~800万円といったように高待遇なところもあります。

対して女性トラック運転手の場合、平均年収はおよそ330万円程度といわれており、男性トラック運転手の平均年収を100万円ほど下回ってしまうケースが少なくないようです。

労働時間

トラック運転手という職業は、基本的に労働時間が長いです。道路が混雑していたり、運送業界が人手不足で忙しかったりするためです。

女性のなかには子どもの面倒を見なければならないという方が多くいらっしゃることでしょう。
その場合には、長距離運転手でなく、短距離運転手を選ぶことをおすすめします。

ただし生理日の就業が著しく困難な女性に対する措置や育児時間・妊産婦の労働時間についての規則もあり、近年では労働規則を遵守する会社も多くなってきているため、労働時間については安心してもよいといえるでしょう。

採用確率

トラック運転手が人手不足に悩まされていることはご存知の方も多いでしょう。

しかし、女性には体力的な問題があったり、出産や育児の問題があったりして、男性に比べると採用される確率が低い傾向にあるようです。

2014年に、国土交通省が「トラガール促進プロジェクト」という取り組みを始め、運送業界にも女性の社会進出が推進されるようになってきました。しかしその一方で、まだまだ男性との格差が埋められないのが現状です。

これは運送業界以外にもいえることですが、勤務先や取得している資格によって収入や労働条件が変わってきますから、ご自身の条件に合った環境で働くのがよりよい選択といえるでしょう。