睡眠はトラックドライバーにとっても、ビジネスマンにとっても非常に重要です。仕事のパフォーマンスアップには、睡眠の質を上げるのが効果的ですが、間違った睡眠によって、日中のパフォーマンスを落としている方がいます。心身の疲れを取り、ベストパフォーマンスに繋がる睡眠をお伝えします。
睡眠の質が高いとは?
質の高い睡眠とは、翌朝起きた時にスッキリとした状態で、昨日の疲労が残っていないことです。朝起きた時に「頭がスッキリしない」「体がダルい」のであれば、睡眠の質が良くありません。心と体の疲れを取るには、睡眠時間も影響します。睡眠時間が、6時間を切らないようにするのが大前提です。
睡眠の質を上げる4つの方法
1.毎日同じ時間に起きて寝る
仕事のある日は朝早く起きて決まった時間に寝るという習慣がある人でも、休みの日になると昼近くまで寝て、寝だめをするという人がいます。寝だめをすると睡眠のリズムがくずれてしまうので、仕事の日に作った睡眠のリズムが崩れてしまいます。休みの日も、同じリズムで寝起きすることが大切です。
2.晩ごはんは就寝の3時間前に終わらせる
寝つきを良くするには、リラックスした状態にしておくことが大切です。ご飯を食べてから胃腸の働きが落ち着くまでに3時間かかるといわれているので、就寝する3時間前には食事を済ませましょう。
3.アルコールは控える
寝つきを良くするためにアルコールを飲む人もいますが、おすすめしません。アルコールを飲むと眠りにつきやすくなりますが、眠りが浅くなるといわれています。また、アルコールの利尿作用でトイレに行きたくなることや、喉が渇いて目が覚めることもあります。アルコールを飲んで寝る習慣がある人は、習慣を改めましょう。
4.寝る前にスマホを見ない
「寝る前にスマホでSNSをする」「動画視聴する」のは危険です。だらだらとスマホを使用してしまい、睡眠時間を削ってしまいます。また、スマホから出る「ブルーライト」は覚醒作用がありますし、スマホを操作しているとリラックスできません。就寝1時間前には、スマホを扱うのをやめましょう。就寝前のスマホによって寝不足になる人が、近年増えています。
睡眠は、日中のパフォーマンスを上げるためにとても重要です。朝の目覚めが悪い方や疲労回復できていない方は、睡眠の質を上げる方法を実践して、質の高い睡眠を心がけましょう。