会話が苦手な方も中にはいると思います。しかし、職場や配送先で最低限の会話はありますし、人間関係を良好に保つことで、仕事がやりやすくなるのも事実です。ここでは、人間関係を良好に保つための会話の方法を紹介します。
会話をする目的を考える
まず、何のために会話をするのかを考えてみましょう。相手に好意をもっている場合であれば、仲良くなり心の距離を縮めるために会話します。職場の人が相手であれば、人間関係を良好に保ち、自分の仕事をやりやすくするためです。トラックドライバーは人と関わる機会が少ないので、それほど高いスキルを必要としません。意識次第で簡単に必要な会話力を身につけられます。
会話力を身につける4ステップ
1.会話の基本は挨拶
会話の基本は挨拶です。笑顔を意識して「挨拶+α」を心がけましょう。「おはよう、今日は天気が良いね」「おはよう、昨日は忙しかったでしょう?」などのように、挨拶+αでポジティブな印象を与えられます。
2.相手の話しにリアクションする
「挨拶+α」ができるようになったら、相手の会話に対してリアクションしましょう。「そうなんだ」「大変だったね」といったリアクションをすることで、相手は気持ちよく話せます。
3.「て・き・に・ち・か・し」
リアクションができるようになったら、こちらから話題を投げかけます。初めての相手だと共通点が分からないので、「て・き・に・ち・か・し」のどれかを投げかけると良いでしょう
て…天気(もうすぐ台風のシーズンに入りそうですね)
き…近況(最近お子さんが産まれたんですか?)
に…ニュース(オリンピックは見にいかれるんですか?)
ち…地域・近所(近所のスーパーは惣菜が充実しています)
か…体・健康(いつも元気ですけど、良いリフレッシュ方法があるんですか?)
し…趣味・仕事(休日は何をして過ごされているんですか?)
上記の6つは誰もが興味のある分野ですので、会話のキャッチボールをしやすくなります。
4.相手の答えを会話に繋げる
「もうすぐ台風のシーズンに入りそうですね」という自分の質問に対して「◯◯日に台風が接近するらしいよ」と返ってきたら、「そうなんですね」で終わってはいけません。「去年は台風でこのようなことがあって」や「台風の対策はするんですか?」と会話のキャッチボールを心がけましょう。会話のキャッチボールを意識していると、自然に会話が続くようになります。
会話はセンスではなくテクニックです。会話の方法を学んで実践することで、誰もが上達できます。今回紹介した4ステップを実践して、良好な人間系を築けるようになってください。