トラック運転手は車を運転して荷物を運ぶ仕事ですので、当然資格が必要になってきます。
そもそも資格がなければ採用してくれない会社もありますので、面接を受ける前に資格をたくさん持っておけば有利になるのはどんな業界でも間違い無いでしょう。
そこで今回はトラック運転手を目指す人に向けて、どの資格でどこまで運転できるのかなどを簡単に説明していきますので、面接時に役立ててください。
取得する免許は時代によって扱えるトラックの大きさが異なってくるため、この記事では「今から取得する」というのを前提で話していきますのでご了承ください。
トラックを運転するのに必要な資格は主に3つ
トラック運転手は運転がメインの業務になりますので、免許が必要で免許の種類によって運転できるトラックの大きさがかなり変わるというのが特徴的です。
そして、持っている免許により採用率が大幅に変わります。採用率だけでなく給料もお幅に変わることから見て、持っている免許の種類がトラック運転手のステータスの一つになっているのは間違い無いでしょう。
トラックを運転するためには大きさ別に分けて主に「普通自動車免許」「中型自動車免許」「大型自動車免許」の3つからなります。
普通自動車免許
運送会社にドライバーとして入るのであれば普通自動車免許がなければ、正直話になりませんし、相手にもしてくれません。まず応募条件にすら当てはまらない会社が多いので面接前には必ず取得するようにしましょう。
普通自動車免許は総重量3.5t未満、最大積載量2t未満の車両を運転することが可能です。
中型自動車免許
中型自動車免許を取得すれば、4tトラックが運転できるようになるため、運送会社だけでなく町工場などでも活躍の幅が広がるため会社に喜ばれる免許です。
中型免許を持っていれば、普通自動車免許のみに比べて面接を受けさせてくれる会社の幅がかなり広がるため、できれば取得しておきたい免許です。
中型自動車免許は総重量7.5t以上11t未満、最大積載量4.5t以上6.5t未満の車両を運転することが可能です。
大型自動車免許
大型自動車免許はドライバーにとって最強な免許です。これさえ持ってれば大体の運送会社でドライバーとして働くことができるでしょう。詳細は不要なぐらい強力な免許です。
大型自動車免許は中型自動車免許では運転できない大きさのトラックを運転することが可能です。
大型自動車免許は大変強力な資格なのは間違いあれませんが、取得難易度が他の免許に比べて高くなってしまいます。ですが、その分のリターンはしっかりありますので頑張ってとりましょう。
トラック運転手には、上記で紹介した免許以外にも必要な免許や、あれば手当が出る資格がたくさんありますので、それらの取得も頭に入れておきましょう。
他の資格についてはとく焦る必要はなく、入社してからでも十分間に合いますのでまずはドライバーとしての資格取得に力を入れて入れてください。