健康

肩こりのだるみ、パーキングエリアで行うストレッチでリフレッシュ

長時間運転による肩こりとは

物流ドライバーは長時間同じ姿勢を続けることで、肩や首の筋肉が硬直し、血流やリンパの流れが停滞し、肩こりの原因になります。また、運転の姿勢が悪かったり、時間がなく焦って運転するなどのストレスがあったり、初めての道のりで緊張するなど様々な悪条件がかさなることも肩こりが悪化する要因になります。
肩こりを放置することで、頭痛や眼精疲労、吐き気、集中力の低下など様々な症状を引き起こすことがあるので、早くに肩こりを改善、防止させる習慣を日常に取り入れましょう。

正しい姿勢で運転する

癖のついた運転姿勢を直すために、正しいドライビングポジションを復習しましょう。
まずは、お尻とシートの間の隙間をなくすように座り、左足をフットレストにおき、右足でアクセルとブレーキをいっぱいに踏んで、右ひざに少し余裕がある位置に運転席をスライドさせて調節します。背筋を伸ばして少し顎を引くことで、自然に目線が遠くなり前方の視界が広がります。肘掛けを使用しながら運転することで、体勢がゆがみ肩こりを引き起こすことがあるので、両手を使ったハンドル操作を心がけましょう。

肩こり解消のストレッチ

正しい姿勢をキープできるようになっても、肩こりが起きるようであればパーキングエリアで休憩するときに車内外で行うストレッチ方法を紹介します。ストレッチは腹式呼吸をしながら行うことで効果があがるといわれています。呼吸を意識しながら頭の中で10秒かぞえて負荷をゆっくりかけてください。

肩甲骨のストレッチ

頭の後ろで逆の手の肘をつかんで引っ張ることで、肩甲骨まわりの筋肉がほぐされ可動域を広げることができます。難しいようであれば、手首をつかんで引っ張ることから始めてください。

肩甲骨ほぐし

両手を左右対称のファイティングポーズのように前に出して、両肘と肩を直角に曲げたまま開いたり閉じたりを繰り返します。その後、再度開いた状態にして、肘の角度をキープしながら肩をゆっくり上下に動かしたり、前後にまわすことで肩甲骨まわりの筋肉がさらにほぐれます。フィニッシュは頭の上で組んで、天に向かって引っ張りましょう。

首のストレッチ

肩こりは首の筋肉が硬直する事でも発症します。まずは手で頭を引っ張りながら首筋を伸ばしてください。左右曲げ終わったら、前後に倒したり首を左右にゆっくり回すことで、こり固まった筋肉をほぐしてあげてください。